マイアニレポ グリーディング編
※ミッキーマウスはいいぞ
今回めちゃくちゃ長いので、お暇なときにどうぞ。
今回は、3月の上旬に行ってきたマイアニのグリの話です。人生初体験。
この記事、書くの死ぬほど時間かかりました…。 なんか、普段はグリの出来事を結構細かいところまで覚えてるんですけど(写真という補助資料もありますし)、今回記憶がかなり曖昧…。
多分舞い上がっていたのかなぁと思います。
Dオタではない方に、簡単に説明しておきますと、マイ・アニバーサリーストーリー(通称マイアニ)とは、記念日をお祝いするための特別なディナープランです。フルコースのディナー。一品ごとにストーリーのページが付いていて、最後に本となります。
3つあるディズニーホテルの一つ、ディズニーアンバサダーホテル。その最上階、アンバサダーフロアの客室に泊まった人のみが予約の権利を得ます。1日8組限定と超狭き門。
こちら公式サイトです。
このプランの魅力は、なんと言ってもミッキーが個人的なお祝いの席に駆けつけてくれることです(※一応、公式では名言されていませんが、サイトでも写真使われていますし、周知の事実ということで、バンバン詳細書きます)。
推しが超個人的な宴席に駆けつけてパフェを作ってくれるなんて、そんなジャンルある??
金で解決できる事が多いのは、ミッキーマウスの推しがいポイントの1つですね。
ただ、これはあくまでアニバーサリーをお祝いするためのプランで、課金で解決する接近戦ではないという所は留意すべきかなと思います。
お金を積んでミッキーと会うプランは他にもあるので、個人的には、ここぞという記念日に利用するのが相応しいと思います。
記念日の詳細入力も必須ですし、ホテルの方もその記念日をお祝いするために準備してくださるので、なんでもない日に使うのは違うかなぁ…と。
この度、オタク仲間が付き合ってくれるとの事で、脆弱すぎてイライラするオンライン予約サイトで粘り続けること数十日(オタクでなければとっくに愛想つかしているぐらい、オンライン予約サイト使いにくい)。この度初体験することが出来ました。3人で行って来ました~。
ちなみに、料理に関してはこちらの記事に書きました。語彙力が無さすぎて全然食レポになってませんが…。ストーリーブックの内容の方はネタバレしていません。
【着席から部屋に通されるまで】
時間ぴったりにエンパイアグリルへ。ディナーで来たのは初めて。既にストーリーブックが置いてある机がいくつかあり(他に予約されている方の席ですね)、その中の一つに案内されます。
最初にパフェのオーダー用紙を記入します。
アイス、フルーツ、トッピングを自分達の好みで選ぶことができます。本来は純粋に好きなものを選べば良いんだろうけど、この後の事を考えると会話が膨らみそうなものをチョイスしたい思い、悩むオタク…。下心しかない。
今回はアイスはストロベリー。フルーツはオレンジ、メロン、バナナにしました。
オーダー用紙を渡し、ディナースタート。
三品目のお魚料理を下げる位のタイミングで、キャストさんが招待状を持ってきてくれます。
そう、スペシャル・パティシェからの招待状です!あくまでシークレットゲストなので、キャストさんも言いませんが、誰かは暗黙の了解。
部屋に通されるタイミングと諸注意を伝えられ、ここで一気に緊張が高まります。大体30分後位の時間を指定されました。
そのあと、メインの肉料理なのですが、緊張してしまうのは本当に難点ですね~。私は食い意地張ってるのでペロッと食べましたが、友人は緊張のあまり3分の1位残してました。もったいない。。
そうこうしているうちに時間になり、キャストさんが席まで呼びに来てくださいます。
緊張で吐きそうになりながら、いよいよスペシャルルームへ向かいます。
【グリの様子】
初めて実際に入ってみた部屋は、思ったより狭い。扉も閉めるので密室感がすごいぞ…。
部屋の中央には腰ぐらいまでの高さのカウンター。その奥にも台。様々な食材が並んでいます。
部屋に居るのは、ストーリー進行役のキャストの方が1人(今回は男性)、キャラキャプ(付き人)のキャスト1人、カメラマンキャスト1人の計3人と私たちだけ。
普段のグリだとあり得ないプライベート感。他の客も見ていない、完全に私たちにだけの空間です。
しかもカメラマンさんも、キャラキャプさんも殆ど喋らず気配を殺してくれてるという…。カメラマンは通常のグリと同じように、様子をバシバシ撮影してくださり、その写真はその場で購入できます(ちなみに、お値段は通常の倍である)。
グリの流れは
①ミッキーとご対面
②パフェの食材確認
③サインや写真撮影
④ご挨拶
です。
ミッキーは最初から部屋にいるわけではありません。
ここに立ってくださいと立ち位置を指定され、キャストさんの元気の良い紹介と共に、ミッキーが登場! ドラムロールとBGMまで流れて少し笑ってしまいました。
キャストさんが「なんとスペシャルパティシエはミッキーマウスでした!」みたいなこと言ってた気がするけど、記憶が曖昧です。「いや、知ってる…」と思ったよう気がする。
次に食材の確認。カウンターの上には、私たちがオーダーしたパフェの注文表があります。
ミッキーがそれを一つ一つ確認し、後ろにある台から、カウンターまで材料を持ってきてくれます(説明が難しい…)。
これが本当に最高でした!可愛すぎる。
アイスを運んできてくれて、「つめたーい!!」って手を擦り合わせてるの見て、「そうだねぇ、アイス冷たいねぇ(;_;)(;_;)(;_;)」ってよく分からないテンションになるオタク三人。もはや何目線か謎。
オレンジは、ほっぺをスリスリしながら「美味しそう!」というリアクション。可愛い。
メロンは、じゅるる…とヨダレを拭ってつまみ食いしようとしていたけど、やっぱり高いフルーツの方が好きなのかな? 可愛い。
そして、バナナ!
実は2016年まで、ディズニーシーで夏に「ミニーのトロピカルスプラッシュ」というイベントやってまして、そのイベントはバナナを讃え、バナナダンスを踊るという狂った内容だったんですよね。オタクからも「バナナ教」とか言われてて。
それをやってくれるかなという下心と、バナナはパントマイムしやすいという所から選びました。
バナナを運んできてくれたミッキーは、そのままバナナを取り(取るふりをしただけで、実際には取ってません)、剥いて食べて「美味しい~」と喜んでました(実際には何も持ってません)。
バナナダンスではなかったけど、かわいい…!やっぱりバナナはパントマイムしやすいよね…!!正解だった…!!!
と、喜んでいると、ミッキー、再度バナナを取るマイムをし、剥いて、私たちに向けて「はい、あーん♥」としてくれるではありませんか!(実際には持ってません)。
え?なんだこれ?推しにバナナをあーんされてるだと…??色々とアカンのでは…??
と思いつつ、素直に「あーん、パクっ!」とする私。パクっというのもちゃんと口で言いました。「ん~!甘い~~!」と言うと、ミッキーも非常に喜んでくれました(実際には何もありません)。
羞恥心とか消えますよね。推しがいるからね。
カメラマンさんが逐一撮ってくれているので、雌の顔をしたオタクが何もない空間に大口を開けてる、地獄のような写真が仕上がりましたが、無問題です。
カウンター越しにバナナを食べさせてくれている写真↓
私たちが食べ終わった(食べるふりをした)後、ミッキーはキャストのお兄さんに向かって皮を投げつけてましたw
「えっ!僕にもくれるの?」って喜んだお兄さんが、「皮じゃん…ヒドイ…(´;ω;`)」って本気で悲しんでて、可哀想だけど笑ってしまいましたww
他には、トッピングにミッキーのズボンを模した赤いクッキーをチョイスしてたんですが、「僕のズボン…」と恥じらう姿が、とても最高…。
材料確認が終わると写真撮影です。
手持ちカメラはミッキーだけのお写真をチョイス。友人が取ってくれました。
その後は、お別れのご挨拶です。
普段は私たちがミッキーの居るところに行くので、別れ際はどうしても、はがされ感がありますが、それを感じないのが良かったです。
両手を包み込むように握ってくれて、目を合わせてご挨拶してくれました。手厚い。
時間にして、7分ぐらいですかね?
でも、とにかく距離が近く、すごく濃密で長い時間に感じました。
今回、体験してみて思ったのは、推しが来てくれることだけではなく、ストーリーとして非常に完成度が高いプログラムだなぁということです。
前菜からストーリーがはじまり、最後には推しがパフェを作ってくれる…。
そもそも大人になって、こんなに本気でお祝いされたことって、私はあまりありませんでした。
しっかりお金を払い、ホテルでサービスを受けて、自分自身におめでとうのご褒美をプレゼントできるのが、なにより幸せでした。
私、毎日がんばってる!と、自分を認めてあげられたのが、一番良かったことかもしれません。
みんな、もっと自分を甘やかそう!そして幸せになろう!!
推しの手作りパフェは最高でした!!
そうそう。グリ中の写真、普段の倍ぐらいの値段するんですが、普段よりも画質とかも良くてビビりました。
なんかめちゃくちゃ盛れてる…。良いカメラなのかしら。最高。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
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