2020年お気に入りのものたち
先日1年の振り返りをしましたが、あまり明るい話にならなくて虚しかったので書いてみました。
「こんなに良いものがあるよ!」というオススメというよりは、私がこの1年を振り返った時に、ちょっとでも良いことあったじゃん!とハッピーになるためのまとめです。
■MOTHERのことば。
つい先日手に入れた物だけど、ぶっちぎりで今年1番最高なのはこれ。この本の話だけで1記事書こうかと思うくらい好き。最高。
取り敢えず、公式のサイトが分かりやすいので見てほしい。試し読みもある。PVもあまりに最高なので、それだけでも是非!
もともとこの本の発売発表があったのが2020年の4月ぐらいだったかな? 4月発表→12月発売ということで、まさに1年間ずっと欲しくてようやく手に入れた宝物って感じで、思い入れもひとしおです。
「MOTHERシリーズのゲーム中の全ての言葉を集めた書籍をつくります」という触れ込みを見て、なるほど!台詞を全部載せるのね、すごい量になりそう!と思ってましたが、実際は、いわゆるシステムテキストなども含めてガチで全てを収録でビビりました。敵を倒したときの「おとなしくなった」や「われにかえった」等の違いや、回復アイテムや装備のテキストも網羅されてるんですよ。狂気と愛は紙一重。すごすぎる。
それぞれのゲームを再現したようなドットのフォントを毎日少しずつ読み進めていくと、ページをめくる度に音楽まで聞こえてくる気さえします。ゲームって本当に稀有な没入体験だよなぁ。
誰にでもオススメできる本ではないけれど、MOTHERファンなら手にとってほしいなぁ。
■ディズニープラス
月額770円。
色々と物申したいことはあれど、サービスによって受けた恩恵はやはり大きかったです。
「ディズニーのサブスク」って言葉だけだと、ディズニーアニメーションが見られるというイメージになりがちですが、使ってみると「ディズニー社」が映像会社としてとんでもなく強いということ改めて突きつけられますね。
ディズニーのクラシックアニメーション、スターウォーズ(とそのスピンオフ)、マーベル(とそのスピンオフ)、ナショナルジオグラフィック(ネイチャードキュメンタリー)、そして傘下の20世紀スタジオ作品。
これだけのラインナップを持ちながら、オリジナル作品のラインナップにも手を抜かない、出し惜しみもしない。さらにはコロナ禍という特殊な状況下で、新作の最速公開ツールという側面まで手に入れてしまいました。強すぎる。
個人的には、サブスクの強みである「ディスクの入れ換え無しで瞬時に再生可能」、「字幕と吹き替えの切り替えがシームレス」という2点だけで十分に満足です。オタクなので円盤も手元に残したいから買うけど、「あー、あの歌が聞きたい!」って時にすぐに再生できるのが快適すぎる。どのディスクに収録されてるか探すのが面倒な短編も、気楽に見られる。ありがたい。
普段見ないようなドキュメンタリーを見るようになったのもサブスクの魅力かな。
一方、不満点もあって、
・ドコモ提携なのでdアカウントが必須
・本国で実施されているサービス(4Kなど)が未導入なのに本国並みの価格設定。
・スマホアプリの使いにくさ、検索しづらさ(これは個人の意見)
・クラシック作品にまだまだ弱い
などなどは改善してほしいなーという感じです。
■「もののけ姫」はこうして生まれた。
これは、ずーーーーーっと欲しかったけど何故だがタイミングがなくて購入出来てなかったもの。ヨドバシカメラに在庫があり、比較的安かったので購入。3800円ぐらい。
もともとドキュメンタリーは好きで、さらにディズニーも好きなのでアニメーションの製作過程はすごく興味のある分野。大学時代に、友人が持っていたものを少し見せてもらってから何年も欲しかったんですけど、タイミングがなくてずるずると来てしまった…。
アニメーションを造る、0から100へと積み上げていく途方もない緻密さに、見てると何故だか涙が出そうになります。どんな分野でもその道のプロの仕事は本当に素晴らしい。
かなり古い時代の映像なので、画質音質ともに良いとは言えませんが、食い入るように見てしまいました。良くも悪くも時代を感じる労働環境なども含めて、貴重な資料。
声優のアフレコ風景や、劇伴の録音風景があるのも嬉しかったです。
アニメーションの語源は、ラテン語の「生命を吹き込む」ということば。その真の意味を感じるような、正に魂を込めた仕事にすごく感動してしまうんだよなぁ。
この円盤、なんと三枚組で7時間もあります。ほんとタダじゃん……。
■ソシャゲの推しカード(SSR)
2020年に手を出したものとしては自分の中で革命的だったので。
そもそも私はソシャゲが苦手であまり続かないので、課金らしい課金はしたことがなかったのです。何かの記念のお得なパックとか、お布施課金とかで数千円入れることはありますが、「ガチャでどうしてもこのカードが欲しい」という理由の課金はしたことがなかった。決して我慢や自制ではなく、そこまでお金を掛けて欲しいと思うカードも今まで無かったんですよね。
ところが、とあるゲームの推しカードを見た瞬間、「ほしい!!!!!!!」という感情が爆発。天井もあるタイプなので必ず手に入れられるという安心感から初めてのガチャ課金(諭吉)を断行しました。
まぁ、結果として2.5諭吉ぐらいで無事に手元に来てくれたので金額としては多分大したことはないけれど、この経験が初めての事だったので印象に残ってます。
課金する前は、後悔するかな?という懸念があったのですが、まーーーー、そんなことなくて! アプリを開く度にホーム画面に可愛い推しがいて、ずっと満足感続く。なんてコスパの良い買い物!!! すごく良かったです。
■リングフィットアドベンチャー
ブログでも何度も書きましたが、自粛中は本当に助けられました。
正直、本当に効いているのか?というのはわからないですが、触ったら明らかに筋肉がついたなと感じる箇所がいくつもできました。
体重に劇的な変化はありませんが、肩こりの緩和や持久力の増加などの体質改善は感じます。
リングフィットアドベンチャーのエライところは、あくまでもRPGゲームである事。筋トレをするために筋トレをするのではなく、RPGゲームをクリアするために自然と筋トレが必要になる…という造りが本当に秀逸。面倒くさがりで運動嫌いな私でも続いているのは、あくまでも「ゲームをプレイする」という目的が1番に来ているからだと思います。今年もよろしくな!
■ヨガマット
リングフィットアドベンチャーとセットで買うべきもの。
私の家は、テレビ前のスペースに断熱のクッションマット+毛足の長めなラグを敷いているので、当初はヨガマットの購入はしてませんでした。固い床ではないし、毎日ちょっとやるだけなら要らないだろうと思ってたんです。
しかし、インターネットで数々の先人がヨガマットを激推しているのを見るようになったため、高いものでもないので試しに購入。
結果、最高でした…。
体がしっかりと支えられるので身体的な負担が大幅に軽減されるし、運動中滑らなくなるので正しい姿勢で行いやすくなるのも良い。敷くのも思ったより面倒じゃないし、もう無い頃には戻れません。
そして多くの先人と同じように、10㎜を推します。買うなら10㎜を買え。
■写真関連いろいろ
自粛期間が始まってから舞浜に行くことが出来なくなり、写真の整理を始めることに。最初は推しに会えないツラさが勝って写真を見るのも悲しかったのですが、数ヶ月経つと流石に気持ちも和らいできたので着手しました。新しく増えない時期に整理しないと、いつまでたってもできないからね…。
私が普段現像するのって、キャラ単体の写真ばかりでした。サインを貰う用。
でも、今まで撮った写真を見返すと、友人と行ったときの写真とか、パークのお花や風景の写真、私自身が写ったツーショとかもたくさんあって、データとして眠らせる事に勿体無さを感じちょこちょこ現像するようになりました。
自分が写った写真とかいらん!って思考でしたが、いざツーショがデータではなく現物で手元にあると、なかなか思い入れも湧きますね。あと、フォトキーの写真なんかも初めて現像しました。推しと対面してるので基本自分の顔がめちゃくちゃ気持ち悪いんですが、数十枚に一枚ぐらいは奇跡的に人間の形を保っている写真もあります。カメラ目線じゃない自然な写真って意外と貴重だなと。
スマホに移しておけば気軽に現像できる時代なので楽ですね~。
あわせて100均とかで気に入ったデザインの写真立てを買ったり、現像した写真でコラージュっぽくして楽しんだり……かなり有意義に遊べたと思います。
今年は安いので良いのでフォトブックとか作ってみようかな~。今はできないけれど、いつかサインもらったらいい感じになりそうです(結局サイン)。
以上~!!
思い返すとはっぴーな気持ちになれて良かったです。2021年もできる限り経済回していきます。
何かありましたらお気軽にどうぞ!