夢と徒然

楽しかったことの記録とミッキーマウスとの思い出

推しの前で泣いた日

 

こんにちはー!

毎日暑くて死にそうです。どうなってるの地球……。

  

 

さて、今日は久しぶりに、推し(ミッキーマウス)との接触(グリーティング)について書こうかなと思います。

 

※ちょっと、いつもよりも更に自分語りです。端的に言うとポエム。

 

 

 

ミッキーマウスとグリーティングをする時、私にはいくつかマイルールがあります。あくまで、公式のルールじゃなくて、私が個人的に意識してることです。

 

その中の1つに、「推しにネガティブな話をしない」というものがあります。 

 

ここでいうネガティブな話とは、「仕事がツラい」、「試験に失敗した」、「(パーク内のショーの)抽選にハズレた」などです。どうしようもない事、ポジティブな話題に繋げにくい事、というのが1つのラインです。

なので「今日帰るの寂しいな~」みたいなことは、言うときもあります。「寂しいけど、また直ぐに来るね!」というポジティブな方向に持っていく前提です。

 

別に、推しに不快な思いをさせたくないから!!みたいな、崇高な気持ちがあるわけではありません。 

 

単純に、やっぱり推しとは楽しい話をしたいし、はっぴー!!っていう時間を共有したいから。

それに接触の時間は限られていますし、いきなり人生相談をしてもゆっくり答えをもらうのは難しいですしね。

 

 

 

あれは何年前ですかねぇ…。

2月とかだったと思います。確か寒い季節だった。空いていたのでそれぐらいの時期だったと思います。 

 

なんか、その時めちゃくちゃしんどかったんです。

何がって訳じゃないけど、本当に毎日心が死んでいた。いや、その原因の大部分は仕事なんですけども。

 

終わらない業務と休日出勤、詰められるプレッシャー。体力的にも精神的にも、相当きてました。様々な不運が重なった時期でした。

 

それも何とか終わって、本当に何か月ぶりかにパークに行きました。

平日。何とか1日休みをもらったけれど、次の日仕事だから、普通に考えたら家で体を休めるべき日だったと思います。でも、とにかく辛くて、ミッキーに会いたくて、無理してパークに行きました。

 

 

 

空いていたので、ミッキーたちが遊びに来てくれるレストランを利用することにしました。

推しに会うためとはいえ、最早並ぶのがかなりしんどかったのです。ちなみに当時は空いていたら予約なしで利用できました。

 

 

テーブルでゆっくりしながら、ミッキーが来てくれるのを待ちます。1つずつテーブルを回るので、だんだん近づいてきてくれて、ワクワク感と緊張が高まります。

 

そして、いざ私のテーブルにミッキーが来てくれて見つめてくれた瞬間、自分のなかでワッと何かが溢れちゃいました。まぁ、なんかバグっちゃったんですよね……。自分でもコントロールできないけど、涙が溢れて止まらない……。

 

別にその日はじめてミッキーマウスを見たというわけではありません。ショーも見てたし。

でも、いざ推しが目の前にきて、感激なのかなんなのか、自分でも説明できない感情でした。

 

 

 

 

ミ「やっほー!こんにちは!!」

私、突然泣き出す。

ミ「ヽ(д`ヽ)!? 」

 

めちゃくちゃオロオロするミッキー。私も、ヤバい!と焦りましたが今さら誤魔化せません。イタイ女だと思われたらどうしよう…と思いましたが、ミッキーの反応は優しいものでした。

 

ミ「大丈夫…?(肩を擦ってくれる)」

私「うん、ごめんね。ミッキーに久しぶりに会えて嬉しくなっちゃった」

ミ「そっかぁ(うんうんと優しく頷いてくれる)」

 

 

ミッキーは私の両手を取り、椅子から立ち上がらせると、一緒に深呼吸してくれました。

 

ミ「よし!深呼吸しよう! 吸ってー、吐いてー」

私「スー…ハー…(合わせて深呼吸する)」

ミ「泣き止んだ?」

私「うん、大丈夫!」

ミ「良かった! (涙をぬぐってくれる)」

目に溜まった涙を優しく拭ってくれて、本当に優しい…ぐすん…。

 

 

ミ「じゃあ、お写真撮る?」

私「あ、ミッキーだけのお写真お願いしていい? 今、(泣いたから)顔がブサイクだから…」

ミ「wwwwwww」

なぜかめちゃくちゃツボに入ったみたいで、笑いながらバシッと叩かれて、結構痛かった…w

 

そしてお写真を撮らせてもらい…

 

 

ミ「ケンカしたの?(いきなりシャドーボクシングみたいなジェスチャーしてくれたので、多分ケンカと推測…確信はないですが…。しかし泣く=ケンカという発想もおもしろい)」

私「うーん。。お仕事がちょっとね…」

ミ「そっかぁ。」

 

頬をむにーってして、笑顔!ってしてくれました。

 

ミ「笑って!」

私「ありがとう!すごく元気でた!」

ミ「うん、よかった!」

 

最後に私の両手を包み込むように握って、ぎゅーっとしてくれました。パワー送ってくれてるのかなぁ。

 

ミ「はい!これで元気!!」

私「ありがとう!これで元気!バイバイ!」

ミ「ばいばい!」

 

とまぁ、こんな感じでした。

 

 

そのあと、食事を済ませて店から出ようとした時に、他のテーブルに移動しようとしているミッキーとすれ違いました。

邪魔にならないよう、スッと横に避けてすれ違おうとしたとき、向こうから「すまーいる!」ってしてくれて、オタクは再度死にました。

 

 

 

それなりにミッキーマウスを推してきましたが、推しの前で泣いたのは、後にも先にもこの1回だけですね(感激で泣きそうになったことはありますが、堪えてる)。

思い返すと申し訳ないことしたなぁとも思いますが、あの時の優しさには本当に救われました。

 

なにがありがたかったかって、一言も「頑張れ!!」って言わなかったんです。

頑張れって、ガッツポーズのジェスチャーで簡単に表現できますし、絶対言いやすかったと思うんです。

 

でも、一言もそれは言わなかった。

ミッキーに頑張れって励ましてもらったら、それはそれで絶対元気になったと思います。ただ、あの時は結構いっぱいいっぱいになるまで頑張ってたのですよね。

その事がわかっていて、あえて「頑張れ」とは言わなかったのかなーって、思っちゃったり。自意識過剰すぎかもですが。

あとからその優しさに気づいて、更に泣けました。好き……。 

 

 

 

 

私はミッキーマウスを「推し」と表現するけれど、でも実際は私のようなオタクがいなくても、彼は食べていけるんですよね。

俳優、声優、アイドル……推しの対象になるのは、いろいろな職業の方がいますが、皆、ファンの存在が絶対に必要な方々です。

でも、ミッキーマウスはファンがいなくても、多分パークを訪れる人がいればなんとかなる。

 

だから、私のミッキーマウスに対する行為は、本当に自己満足なのです(このあたりのことは、また記事にしたいところ)。

私は彼に与えてもらってばかりで、なのに彼は私に本当にたくさんの幸せをくれて、感謝しかありません。

ちょっと自分でも引くくらい、私はミッキーマウスに救われているんです。

 

いつか、彼に恩返しができたらよいなぁと、そんな夢みたいなことを思うオタクです。

 

 

恥ずかしい文を、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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