夢と徒然

楽しかったことの記録とミッキーマウスとの思い出

京の刀展に行ってきたはなし

 

行って来ました、話題の京の刀展!!

いや~!!ほんと最高だったので審神者の皆さんは行ってほしい!

 

 

■開催概要

公式サイトはこちら。

 

史上初の大規模な刀剣の展示ということもあり、かなり話題になっているように感じます。NHK京都が主催に絡んでいることもあり、特に関西圏では特集番組も多く、ニュースでも取り上げられています。

刀剣乱舞とのコラボについても紹介されているので、NHKで刀剣男士たちも出てたりしました。

かなり力の入った内容。この地で1度に見られるという特別感。最高!

これだけの大規模展示に、僅かでも貢献している刀剣乱舞はすごいですねぇ。

 

 

■混雑

これから行く人の助けになればと混雑具合について少しだけ…。と言っても行ったのは1日のみだったので参考になるかはわかりませんが。

 

私が行ったのは平日。到着したのは10:40ごろで、その時点の待ち時間は40分でした。

平日でも空いているときと混んでいるときは波があるようでした。待ち時間は公式Twitterでも随時発信してくださってます。

展示を見終えて15:00頃に出てくると列はなくなっていたので、1日の間でもかなり波はあるみたいですね。

待機列は外にあるので、天候が悪い日は大変かもしれません。言われていた待ち時間ほぼピッタリに入場できました。 

 

展示室も混雑はしていました。

最前からみたい人と後方からでも良い人で列が分かれていて、後ろからでOKなら比較的サクサク見られます。後ろからでも十分見えますが、やっぱり目当ての刀は前で見た方が満足感はありそう。

特に混んでいたのが三日月宗近。最初の展示ということと、うちのけを見るなら前の方が見やすいということから最前は大行列でした。30分前後は待ったかな。

あと、粟田口ゾーンは刀剣男士の刀も多いので詰まり気味でした。

それ以外は人口密度が高いものの、比較的スムーズだったと思います。

グッズコーナーは混んでましたが、図録は別レジがあったりと配慮がありました。図録マジでオススメです!!

 

刀剣乱舞のコラボ展示は別会場。審神者が多ければ混むそうですが、私の時はかなり空いていました。グッズもスムーズ。

展示室も若い女性とシニア世代の方とが半々だったので、もしかしたらそういう日だったのかもしれません。

 

 

■その他

・図録が本当に素敵。ただ、重いので肩が千切れそうになる。

 

・コラボ音声ガイドは絶対オススメ!!音声ガイドとしては割高だけど内容はすごく充実してる。キャラクターとしての台詞もあるので、感無量でした。

 

・公式HPに刀の鑑賞についてのポイントのPDFがあります。無料でダウンロードできますし、印刷して持っていくと鑑賞の助けになって良いと思います(Twitterでも話題でしたね)。

 

・とにかく展示数が膨大なので、集中して見るとかなりヘトヘトになりました。ゆっくり休憩を取りながら見た方が良かったなと反省。実はその後に予定があったのですが、もっと時間を取っておくべきでした。私は3時間強ぐらい(中での待ち時間も含む)かかりました。特に目当てのものに集中して、他はサラッとでも良いのかも。

 

 

■感想

ここからは個人的な感想です。

 

審神者の方には実際に刀を見に行く方も多いと思いますが、実は私は殆どありません。とーはくの三日月の生ぶ復元の展示ぐらいかな。

楽しめるのかなという不安はなかったと言うと嘘になります。

でも実際に見てみるとそんなの杞憂で、古来から変わらない美しさ、伝統の重みを感じる事ができました。展示や音声ガイドの情報量も多く、とても興味深かったです。わかりやすい。

 

私が今回どうしても会いたかったのが三日月宗近へし切長谷部で、その願いが1度に、しかも地元近くで会えたのは感謝しかないです。ありがとうございます。

 

 

長くなるので、特に印象に残ったところだけ。

三日月宗近

本当に美しくて、果てしなく深い何かを湛えた刀でした。切っ先にかけて細くスラッとしていて、これが最も美しいって事か…と納得させられるような…。もしかしたら、それが永い時を過ごしてきたことの証なのかもしれません。

打ち除けを見るには少し屈むほうがよくて、みんなが三日月を取り囲んでスクワットしていたのが印象的でした(笑)。もちろんケースには手を付けないので、足プルプル。打ち除け、はっきり見えました!

 

へし切長谷部

どうしても刀ステジョ伝の事が思い起こされてしまいます。とても綺麗な姿でいて、黒田家で大切にされていたのだなぁと思うと胸がいっぱい。360°見られる展示ケースなので、金色に輝く文字もはっきり見えて感激です。

刃文がダイナミックで美しく、目を奪われました。

 

・歌仙兼定

めっちゃ印象に残ったのが歌仙。すっごい力強くって、文系とは…???って感じでした。反りが少なくて堂々としていた。ちょっと怖い名前の由来にも納得がいくような。

 

・粟田口の短刀たち

こんなに揃うと圧巻の一言!同じ短刀という括りでもそれぞれに個性があってとても面白かったです。実際に見るとキャラデザにすごく納得させられる部分もありました。

 

 

 

刀剣乱舞と日本刀

私も日本刀に興味を持つようになったのは完全に刀剣乱舞がはじまりでした(歴史物のジャンル自体がとうらぶが初)。そういう方、少なくはないと思います。私が勝手に卑屈になってるだけですけど、そういうのってその道の方にはどう見えるのかなって気になっちゃう時があるんですよね。悪いことだと思ってるわけではないんですけど。

 

でも、今回京都国立博物館に行ってみて全体的にウェルカムな雰囲気を感じました。今、京都全体で刀剣乱舞とのコラボが行われているからかもしれません。

博物館までの道にあるお店に人だかりができていると思ったら、刀剣男士のねんどろいどを飾ってくれていたりとか(みんな写真撮ってた)。そういうのが嬉しかったです。

「良い刀だ」「刃文が美しい」と語り合うご年配の男性の横で、「360°から見られて照れてそう」「いや、長谷部ならきちんと正座して座ってそう」と話す女の子がいたりとか。なんだか不思議な空間でした。はいりは人それぞれでもいいのかなーと思ったり。

 

目で見るってすごく大きな刺激であり、代えがたい経験でした。

こんな機会に恵まれたことにただただ感謝です。今回はある意味では刀たちのふるさとである京都(みやこ)での展示だったけど、本来の地にいるところも見たくなりました。福岡で見る長谷部とか。

 

あと1回は行くつもりなので、もっと色々なものを感じてみたいと思います!

 

 

読んでいただきありがとうございました!

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