夢と徒然

楽しかったことの記録とミッキーマウスとの思い出

映画刀剣乱舞感想

 

 

書きたいことが!溜まる一方なのですが!!!

なんか書いても書いても気に食わない文章になることが多くて…。書き上げらられずに今に至りました。

 

 

今さら感は否めませんが、映画刀剣乱舞の感想です。

大丈夫かとは思いますが、まだ未見でこれから見る可能性がある人は回避してください!こんな文章読んでる場合じゃない。全国の審神者が頑張ったから、公開が延びている!まだ間に合う!!審神者はここからがしぶといぞ!

 

あと、聖地巡礼したい方は、こちらの伊勢のダイマ記事も読んでみてくださいな。伊勢は良い所ですよ~。安土桃山城の天守閣の公開には時期があるようなので、ご自身で調べていただけたらと思います。

 

 

※以下、ネタバレしかしてません!

刀ステが好きなので、その話題も出ます。

 

 

 

えー、何から書きましょうか。。

まず、最初見たときの感想は「おもしろっ!!」でした。全く心配してなかったけど、ムビチケを買い込んでいたので、万が一合わなかったらどうしようと思っていたのですが、杞憂でした。キャストの方々もおっしゃってましたが、本当に純粋に面白い。

あと、今回は特撮クラスタの方など、普段とは違う層の感想などを拝見する機会が多くて、それもめちゃくちゃ楽しかったです。

舞台の感想でもそう思うのだけど、みなさんの文章が語彙力もすごいし頭よすぎて…考察もしかり…。私は基本アホな事しか言えませんが、思い付くまま書いていきます。

 

 

 

【刀が見る歴史】

初めて見たときウワー!!??って興奮しちゃいました。なるほどー!?!?

刀剣乱舞ってキャラクターコンテンツだし、今までのメディアミックスではキャラクターがどの様に成長していくのかが見所だったと思うんです。それももちろん最高なのですが、「(擬人化に留まらず)刀が人の姿を得る」という設定そのものを活かしたアプローチは新鮮で面白かった!

信長が三日月が本当に刀だったと知るシーンすごい興奮した。歴史ifのストーリーなんだけど、実際に見ていたからという飛び道具的な理由設定も刀剣乱舞ならではですよね。

そういう意味ではかつてなく初心者でも楽しめる内容だったのかなぁとも思います。あまりに面白すぎて、本当に面白いのか一周回って不安になって、友人を誘ったりしたけど、皆好評でした。

それにしても映画って影響力すごいなぁ。こんなに布教しやすいものだったとは…。ありがとうけんらんぶ…。。

 

 

審神者の代替わり】

もしかしたら人によっては地雷になるかな?と思った部分なんだけど、私は好きです。

元々物持ちも良いタイプで、すごく物に愛着を持っちゃうんです。その延長線上かもしれませんが、審神者が死んだ後は刀剣男士どうなるんだろうと考えたりすることがわりとあります。三日月は「形あるものはいつか壊れる」と言うけど、刀剣と人間なら寿命が早いのはおそらく人間なわけで。元の主だけでなく審神者と別れることになるのはツラいなーと思ったりしてました。

今回それに対して1つの解釈が示されたようで、数あるメディアミックスの1つではあるけれど、何となく救われた思いがしました。こう書くと大袈裟かな? でも、公式ではないけど、こういうのもあるよーっていうのはすごく嬉しかった。

もちろん「物」と「人間」の時の流れの溝を根本から解決出来たわけではないけれど、「守りたいもの」がこれからも刀剣男士たちに増えればいいなぁと思ったりもしました。想いが繋がれ"継承"されていくことこそ、刀剣なのかなと。

私は、三日月のあの自己犠牲は、審神者との別れを目の当たりにした事が大きかったと解釈してます。折れたいとまではいかなくとも、言葉は悪いけどちょっと自棄になっているような…。あの方法は一見確実だけれど、三日月ならもっと別の方法も取れたんじゃないかなぁと思うので。

あと、幼女審神者の絵面の圧倒的ハッピーさがすごい。可愛いの物理攻撃。

三日月はこの審神者との別れも避けられないだろうけれど、また守りたいものが増えていけば良いなぁと思います。すごくポエマーな文になったぞ…。

 

 

倶利伽羅江】

リアルに声出しそうになったよ。びっっっっくりした。いや、序盤から伏線というか示唆はされてたけど、仮面割れたときは「!?」ってなったし、私が知らないうちに実装されてたのかと思ったぜ。

普段特撮にすごく親しんでいるわけではないけれど、特撮らしいと言われれば納得しちゃうような爽快感がありました。

驚いたんだけど、その後の幼女審神者のシーンでもう何もかもどうでも良くなった感もありますねw

パンフレットで「ドロップ」という言葉を見てなるほどなーと思いました。

 

 

【メディアミックス】

刀剣乱舞って、原作はとにかくストーリーがないって所が特徴だと思ってます。

私も正直原作ゲーム自体はめちゃくちゃアクティブユーザーという訳ではないですんですけど、それでも私の頭の中の本丸みたいなものができてます。うちの子はこんな感じ…っていう。そして、その独立した設定があるからこそ、メディアミックスによって様々な深まりができるのが楽しくて仕方ないんですよね、私は。なので私はどんどん色んな展開してほしい派ですし、この絶妙なバランス感こそ刀剣乱舞の魅力の1つかなーと思ってます。

 

 

 

 

 

【キャラ別感想】 

※個人的なキャラ解釈が多く含まれますのでご注意ください。

 

三日月宗近

何かしら抱え込んじゃうのは三日月の十八番。そういうところだぞ!!そこが好きなんだけど!!

とにかく何か感想を言おうとすると、鈴木さんがすごいという結論になってしまう…。「彼は刀の神様です」って言われて、すごく納得できるというか説得力がある。とにかく終始美しさがどえらい事になってるのですが、安土城で信長と対面してるシーンが特に素敵です。 

あと、森で信長を後ろ手に守りながら後退する殺陣があまりに見事すぎて…人外やん……。

 

 

●山姥切国広

初期刀設定で確定だとは思うんだけど、それをすごく感じました。一歩引くベテラン感。まんばちゃんって合理的でクールなイメージもあるけど、私にはそれ以上に周りをよく見てる子というイメージがあって。言葉は少ないけど、薬研を心配したりとか不動を気づかったりとか、そういう部分を感じるのが好きだった。仲間想いだよね。

あと、荒牧さんの視線の演技が!!好きで!!!刀ステの円盤見てるといつも思うのだけれど、目を見開いたり流し目をしたりする視線の動きが好きなんです。舞台だとどうしても見えづらい部分が映画だと堪能できて至福。本能寺から帰ってきた時、長谷部に「俺たちが顔を並べても~」という時が特に好き。

 

 

●薬研藤四郎

ステだと、どうしても宗三見守りポジションだったけれど、今回は彼自身が物語のキーでしたね。

「ストンと落ちた」の言い方がすごく好きでした。しかしおじいちゃん審神者すごく人徳あるよね…。みんなこんなに良い子に育つんだもの…。

川原のシーンでの透明感が凄すぎて真剣に見つめてしまった。あと、最初の本能寺でのまんばちゃんとの殺陣もすごいかっこ良かった。

 

 

へし切長谷部

長谷部すき…。キャラとしてめちゃくちゃ好きなんですけど、この映画において余りにも良い役所で本当に好き。語彙力死滅。

どうでもいい話ですが、私の中の長谷部ってどちらかと言えば"箱入り息子"のイメージなんです。汚れ仕事も厭わない物騒な所もあるけど、それ以上に純粋で真っ直ぐ。黒田で大切にされていた名残というか…。

悪いと思ったら謝るし、プンプンしてるのも「ちゃんと真面目に仕事してよ!」って感じだし、そもそも三日月をいざとなれば切るって言うけど全然本気じゃなさそうだし(まんばちゃんと比べて)。

しかも信長を裏切った秀吉に対するあの反応…。忠誠心の高い長谷部にとって、本当に理解できなかったんじゃないかなぁ。

最後めちゃくちゃ美味しいところもかっさらっていって、ほんとに好きだわ。

 

 

日本号

これは好きになりますわ…。余りにも良いお兄さん過ぎて…。。長谷部だけじゃなく、回りにちゃんとフォローを入れられるの偉いよねぇ。

寝起きジャージでの登場、セクシーすぎて心臓に悪い。

岩永さんの台詞の語尾のニュアンスの付け方が最高に好きでした。殺陣も迫力~!!

 

 

●骨喰藤四郎

き、きれ~~!!!!まっしろ!透き通ってる!!!顕現したての説得力がすごい。 非オタの友人連れてったとき、最初女の子かと思ったって言ってたもんな…。

まだ何にも染まってない感じがとても良きでした。信長に捕まった時、三日月の台詞を聞く表情が好きだった。

 

 

鶯丸

こんなにかっこいい「命が惜しいなら退け!」あります???ヤバくない????

一見然程強くなさそう(戦闘描写がない)のに、戦ったら鬼強いの浪漫しかない。留守居役かっこいいねぇ…。とにかく立ち振舞いや所作が美しく、皆を諌めるお兄さんポジでもあり…魅力が沢山。

 

 

 

しかし、映画って本当にすごいね~。舞台大好きマンだけど、映画も映画で良いところ沢山あって好きです。コスパ良すぎ。

刀ステ民としては、最後のファンサービス的要素もすごく嬉しかった。

 

できれば!続編とか!!別本丸のお話とかも!何卒よろしくお願いいたします!!

 

お読みくださりありがとうございました。

何でもお気軽にどうぞ~!

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