夢と徒然

楽しかったことの記録とミッキーマウスとの思い出

エーステ秋単独 感想

※3月の頭に書いた文章です。

 

その後色々あり、公開する気持ちが失われてましたが、折角なので供養。この時期はまだ劇場に行っていたんだよね…。たった3ヶ月前だとは…。

 

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※推し事まとめ記事に組み込む用の記事

 

 

 

 

も~~~ね~~~~、エーステほんっとうにほんっとうに!!!!楽しかった!!!!!!!ありがとう!!!!!!

 

 

 

何度も書いてますが、A3!に関してはキャラクターは至さんが好きで、ストーリーに関しては冬組が好きなんです。特に「真夜中の住人」が好きだし、どちらかと言えば冬に力入れよう~と思ってて。(その後、冬のチケットがこのような事態になるとは思ってませんでしたが)(さらに追記すると、その後公演自体が危ぶまれるとは秋のチケット取りの段階じゃ夢にも思いませんでしたね…)

 

だから今回の秋はフラットな目線で見てたんです。最初は。

 

 

初回、席が結構後方だったので全体を見てたんですが、異邦人の劇中劇の時、何とはなしにオペラグラスでドム様を見たんです。その瞬間の表情が…もうすごく…良くて……。"ヴッッッッッ"ってなったんですよ…。

こういうの時たまあるんだよなぁ~。なんでその瞬間そこを抜いて見ようと思ったのか自分でもよくわかんないけど、打ち抜かれるやつ。ドム様の視線の動かし方や焦点の合ってない感じがすごく…良くて……本当に興奮しました。でも万里くんっぽくもあるし…。劇中劇のキャラクターが役を演じるという面白さを改めて実感。

 

そこから後はついつい万里くんばかり目で追ってしまいましたね~。

色々と悩む中で「リーダーなのに」って言葉が自然に出るのも成長を感じて愛しかった。ちゃんと周囲にアドバイス求めるところも偉いなぁ。2幕で左京さんと上手く行かない時に「年齢なんて関係ない」ってすぐに言い切ることができる万里くんが好きだな~~。ちょっと個人的な話ですが、私も仕事関係ではなく趣味で、年齢がバラバラの集団に属した経験あり、年齢差みたいなものに悩んだ事もあったんです。だから感情移入もしたし、ああいう風に言い切れる万里くんの真っ直ぐさみたいなものが眩しいし、素敵だなと思います。共通の目標があっても相手の全てを理解できる訳ではないもんね。

 

エーステくんの好きなところは前回までの地続きの物語だなと思えるところで、イベントストーリーは個別で完結するけど(もちろ積み重ねはありますが)、一本の舞台の中で一人一人に「それまで」を感じる。

 

 

あと、2幕は左京さんが余りにも最高で…。

劇中劇の気迫にずっと気圧されてました。月並みな言葉しか出てこないんですが、あまりにも格好いい。左京さん、年齢とか生い立ちとか今の立場とか、がんじがらめになる要素が多すぎて、自分から壁を作っていることに無自覚ですよね。不器用すぎるんだけど、その分、彼の「わがまま」がグッと来ました。

 

そして、1好きなシーンは?と問われると、1幕の太一くんと臣くん浜辺のシーンでしたねぇ。太一の話し方(語尾っていうのかな)が、すごくあたたかくて。太一くん、秋組だとわりと光属性のようですけど、バックボーンは重めですよね。その中で誰かを励ますとき、ああいう風に語りかけるのかと思うとかなり涙腺にきました。あと、背景に映る写真と全く違うポーズしてるのも可愛くてツボ(最初は合わせてたのか…?)。なんか、舞台になって改めて凄く色を感じたシーンだったなぁ。

 

秋組のメンバーは皆、多かれ少なかれ"過去"に対して後悔を抱いていて、今回そこが随所に感じられる演出も好きだったなぁ。

ポートレートで、バラバラの方向を向いていた5人が同じ方向を向き歩み寄っていくところとか最高だった。誰かに影響を与えることってすごく難しくて、逆に自分では思ってもみないことで誰かが影響を受けていて、それは自分の知らない所で起きているのかもしれない。

それぞれ抱えているものも違うし、必ずしも直接手を差しのべたりすることはなかったとしても、お互いの存在に影響されているんだなと感じる所が愛しかったですね。

 

 

 

実は、3月1日の大千秋楽日、別の現場があったのですが、ご多分に漏れずふっとんでしまいまして…。なので、当日は家でディレイ用に買っていた配信をリアルタイムで見てましたが、自分でも驚くほど救われた気持ちになりました。

ここ最近は現場だけでなく、日本中でありとあらゆるものが中止になり、先行きも見えない不安を感じていたのかもしれません。"エンタメの力"という言葉自体は簡単ですが、その本当の意味を目の当たりにしたと言いますか…。あぁ、こんなにも心に元気が貰えて、明日からの毎日を頑張ろういう希望も貰えて、そういうものを私は求めてたのだぁと心の底から感じました。

遠い地にいた私もそうだったので、きっと現地に行かれていた方も同じように感じた方もいたと思います。

 

客降りの代わりにショーマスやってるらしいというのは目にしてたけど、実際に見ると本当に心に感じるものがありました。すごいねぇ、最後まで出来て良かった、本当に。

 

冬までにはもう少し情勢が落ち着いてくれたらいいな。春から巡ってきた季節はきっと素晴らしいものになると思います。

 

 

 

 

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……はい。

自分で書いた感想なのに読み返すと違う世界線の話のように思えますね…。

たった数ヶ月で世界は変わったし、冬単の件はあまりにも悲しかったけど「いつか」を信じたいです…。もうそれしかできない。

 

何とか生き延びて、また会えますように。