ディズニープラスで見たもの【続編作品編】
現場が激減したらマジで文章が書けなくなってしまったけど、私は元気です。こんにちは(?)
これなんなんだろうなぁ。
文章力ってか、感想力?が著しく低下しているみたいな感じなのかな…。思うことがあっても言葉にできず、言葉にできても文章にならず、、、気持ちを言語化するのって今までどうしてたっけ??って感じです。悲しい、ぴえん。
この間に色々見たものは時間がかかっても書き上げることを目標にするとして(鮮度は落ちますが、自分のために)、今日はディズニープラスで見た作品の感想まとめしていきます。2回目。オススメ作品というか、自分が最近見たものの羅列です。
今回のテーマは「続編作品」。
また見たら増やすかもしれません。
■ディズニーの続編作品は蛇足?
良く聞くのが、「続編作品はクオリティが低い」「キャラ改編などガッカリすることが多い」などの意見ですが、まぁ概ねは「せやな」って感じです。
そもそも続編作品はOVAなどで劇場公開されていないものもありますし、恐らくそもそもの予算的な都合もあるのだと思います。作画がなかなか厳しいものもある。
それでも愛着のあるキャラクターがイキイキと描かれてるだけでハッピーになれるので私は続編作品が結構好きなのですが、中には「何故こうなった???」というのもあるので、確かに博打な部分はありますね。
ネタバレはしていないつもりですが、あらすじは書いてるので注意です。
●シンデレラⅡ
OVA。短編が3つのオムニバス形式の作品です。このオムニバス形式も良くあるパターン。
1話はお城に嫁いだシンデレラのその後の話。実はディズニーの初期プリンセスって元々プリンセスではない出自の子は少ないんだよね。そんな中、お城での生活のギャップに悩むシンデレラの話。
2話はシンデレラの良き理解者、ネズミのジャックが人間になる話。擬人化二次創作みある。まぁわりと他愛もない、でもホッコリする話。
そして3話がこの作品のメインストーリーといっても過言ではない、アナスタシアの恋。
アナスタシアはシンデレラの意地悪な義姉(もう一人の名前はドリゼラ)。シンデレラの結婚後、アナスタシアはパン屋の青年と恋に落ちるが、身分の低い青年との恋に継母(アナスタシアにとっては実母)は反対し…という内容。
母親の呪いから解放され自立するという話で、"血"や"家族"を重んじる傾向が強いディズニー作品としては異質だよなぁ。
この3話は興味があれば見てほしいなぁ。
●シンデレラⅢ 戻された時計の針
こちらもOVA。2007年公開。一作目が1950年公開なので57年ぶりの新作。改めて半端ねぇな。
王子様と幸せな結婚生活を送るシンデレラ。そんな時、継母はフェアリーゴッドマザーから魔法の杖を奪うことに成功し、なんと魔法でシンデレラの結婚前まで時を戻してしまう。王子様の記憶まで改編し、なんとか娘を王子の妃にしようと企むが…という話。
久しぶりに見たらpixivの二次創作逆行ものかな???としか思えんくて笑ってしまった。
わりと突拍子もない話なんだけど、これまで出番の少ないプリンスチャーミング(王子)の掘り下げが行われているのは嫌いじゃない。
面白い??と問われると…まぁエンターテイメント作品ですね…。
あと作画のクセがすごい(千鳥風に)。
●リトル・マーメイドⅡ
こちらもOVA。続編作品のド定番、次世代話。
アリエルの娘で、海に憧れるメロディが主人公。母は陸に憧れ、娘は海に憧れるというのは何となくベタな設定にも感じるけど、やはり因果を感じて好きです。大人アリエルがすごく魅力的なのも良い。
ただ、わりとキャラクター間(というかアリエルとメロディ親子)の報連想が欠如しているため、若干イライラする展開もあり。特定のキャラにヘイトが貯まらないようにする配慮はありますが、妹ちゃんはアリエルにわりとキレてたので好みは別れそう。
楽曲はわりとどれも良くて、私はオープニングが特に好き。ちなみに、今回のヴィランはアースラの妹のモルガナ。日本版CVは久本雅美さん。
●リトルマーメイドⅢ はじまりの物語
OVA。こちらもド定番の過去話で、本編より幼い時代アリエルの話。
アリエル達の母であるアテナや、六人の姉たちのエピソードも有り。
これ、見る度にトリトン王の精神状態が気になって集中できないんだけど…私だけ…?
一国の王が何年もあの感じなのヤバくない??と思ってしまうんだよなぁ。カウンセリングしてあげてほしい…。
わりとマイナーな作品だと思うのですが、なぜか東京ディズニーシーのマーメイドラグーンシアターで楽曲が大々的に使用されてる(時系列の都合かな)。よく友人にこんな曲あった?って聞かれる。あの曲、良いよね。
幼いアリエルがかわいい。
●ピーター・パンⅡ ネバーランドの秘密
これは確か劇場公開だったような…?
続編作品の定番、次世代話。
主人公はウィンディの娘、ジェーン(ちなみに日本版CVは上戸彩さん)。戦争という過酷な時代の中、夢を見る気持ちを失ってしまっていた。
そんな時、ジェーンは手違いでフック船長によりネバーランドに連れ去られてしまう。信じていなかったピーターパンとの出会い。ピーターから家に帰るためには空を飛ぶしかないと告げられたジェーンだが、妖精の粉でも飛ぶことはできず…というストーリー。
この作品はとにかくラストシーンをどう感じるかによって、受け取りが大きく変わるのではないかなぁと個人的には思っています。あの数分に大きなメッセージを感じる。BGMが"右から二番目の星"なのもズルいよなぁ。このシーンの存在で、私にとって心の中に忘れられない作品になっています。
●ファンタジア2000
これは評価が物凄く難しい作品だなぁと思います。1作目は1940年に公開されたファンタジア。タイトルの通り2000年に公開された続編作品。
1作目ファンタジアは特に音響という点において、ディズニーの歴史どころか映画史に残る歴史的な技術生み出した作品です。台詞は一切無く「音」を「アニメーション」で表現する。もはや芸術。
続編である2000も、その造りを踏襲していますが、より物語性を全面に出して明確にストーリーがあるというのが大きな違いかなと。理解はしやすいのですが、前作ファンタジアとはかなり印象が変わっているのは否めない。
その分、非常に見やすいので、先に2000から見るのも個人的にはありかなと思います。有名な魔法使いの弟子はこちらにもデジタルリマスターされて収録されていますし。
私は「威風堂々」が好きですねぇ。
余談ですがIMAXシアター用に作られた作品のため、自宅で見るとポテンシャルが発揮できない部分があります。劇場で見てみたいな~。
●アナと雪の女王2
公開時、私の周囲でも意見が真っ二つに割れていて非常に興味深かった印象があります。私は好きなんですけど。
確かに、本編の尺に対して設定が複雑で分かりにくく、また解釈をこちらに委ねてくる印象も強くて、そういう所も異質なのかも。
批判されポイント、わりと全部"わかる"って感じ。そうだよね…っていう。減点方式で見ると結構厳しく思う人が多いのかなぁ。
ただ、私はやっぱりこの作品の楽曲の力に圧倒されてしまうんですよねぇ。メインテーマの『イントゥジアンノウン』も最初はピンと来なかったけど、映像と共に聞くとすごく解析度が上がる気がします。
そして『みせてあなたを』ですけど…、このシーンの持つ力が圧倒的にすごい。あの映像、あのエルサの表情、あの演出。全てが合わさって殴りかかってくるこの感じ。私はこういうシーンを「優勝シーン」と呼んでいるのですが、他で減点されても優勝シーンで1億点加点されるので強すぎるんですよねぇ。こういう楽曲と映像の複合シーンを生み出せるのは間違いなくディズニーの強みだと思っているのだけど、そもそもディズニー作品と音楽は切っても切れない関係なのだと思い出させてくれる。
また何か見たら増やそうかなー。
読んでいただきありがとうございました。
何かこざいましたらこちらまで。